24時間早稲田大学を守る警備員について
毎日5万人もの人々が出入りする早稲田大学。学びたい人を拒まない、開かれた大学をモットーにしているため、早稲田大学の門には門柱や塀が存在しない。そんな開放的な大学なだけに、校内の安全を守るのも一苦労。
正門に関しては、夜間や入試試験中以外はだれでも入れるため、警備員が常に気を配っていないといけない。
早稲田大学の正門は引き戸式になっているため、門の開閉時に学生が走りこんだり歩行者以外の車両が入校したりするし、色々な危険が潜んでいるので、歩行者への注意喚起も警備員の仕事だそう。
早稲田大学ホームページに、伝説の警備員と呼ばれる藤善さんをはじめ、警備員の2割を占める女性警備員の特集記事があった。
警備員のイメージは、規律を守るために厳しくルールに忠実な印象をもっていたが、早稲田大学の警備員さんをみて印象が大きく変わった。
図書館では盗難防止のために、荷物を置いたまま離席すると、注意喚起の警告の紙が置かれたり、イベントの際には、騒ぐ学生がいると学生の視点に立って優しく注意をしたり、校歌を歌っている集団には歌が終わってから声をかけたりと気を配る早稲田の警備員。記事にあった藤善さんの言葉に、「学生が無事に帰ってくれることが一番の安心」と書いてあった。プロ意識を感じる心遣いと親のような愛すら感じる。
早稲田大学の学生はこんな素敵な警備員さんたちに日々守られて、勉学に励んでいるのだなと気持ちが温かくなった。
自分も信念をもち警備会社で仕事をしていきたい
自分も携わっている警備員の仕事は学校や会社、商業施設などさまざまな場所で人の生命や財産を守るやりがいのある仕事。
日々の業務を通して使命感を味わえる仕事は、そう多くはない。
以前、早稲田大学生向けの学生会館の警備にも携わったことがあり、学生を守るという仕事は本当に責任感が問われるものだと感じる。
最近は治安面を重視する親も多いようで、女子学生専用の学生会館もあったりと、警備員以外にもセキュリティ面を強化している物件も少なくないようだ。
→早稲田大学生に向けた学生会館の物件情報一覧サイト
警備員がそのポジションにいるだけでも、犯罪者への抑止力になっています警備員の存在意義は大きなもの。警備員がいなければ些細なことから、事件に発展するケースもある。
警備員の活躍の場所はさまざまだが、働く場所は違っていても責任のある仕事をしていると自覚をもって働いていきたい。
仕事をする上で、トラブルに巻き込まれたり事件や事故に遭遇したりすることも少なくない。
経験を積んでいろんなケースを経験しスキルアップしていきたいと思っている。
最近は外国人の方も多いため、注意を促す時や誘導する時などに日本語が通じないことも増えてきているし、そんな時でも問題なく対応ができるよう、英語や中国語などの語学を学ばなければ。
他の警備員がもっていないようなスキルを磨いて、早稲田大学警備員の方のように就いた現場で「伝説」とささやかれる警備員を目指していきたい。