モペッドとは
モペッドは、電動アシストつきの、折り畳み式自転車である。免許が必要となるので、16歳以上でないと乗ることはできない。
また、運転する際にはヘルメット着用が、義務付けられているのは安全性の為だ。
モペッドのフォルムは、近ごろの折り畳み式自転車とさほど変わらない。
軽量コンパクトで折りたためるので、旅行先にも持ち運びできるのがこのバイクの最大の強みだ。
2017年に発売されたのが、GFR-01というモデルなのだが、現在は生産終了している。
2021年にはニューモデルGFR-02が発売されるとの事で、今回はGFR-02について解説していこうと思う。
完全な電動式バイクではないので、あまり過度な期待はできないが、機能性は抜群なのでそれなりの期待は持てるはずだ。
モペッドの概要と機能性
モペッドを開発したのは、和歌山にある「glafit」という会社である。
日本のベンチャー企業なのだが、このモペッドを開発する際、クラウドファンリングで資金を集めた事から、大きな話題になった会社である。
同社の第1号として、GFR-01は2017年10月に発売されることになった。
販売価格の安さから、かなり話題にも上ったが、その一方でいくつかの問題も指摘されたのだ。
ファンの間から指摘されたのは、まず第一にパワー不足であるという点だった。
途中で何度か改良された結果、当初の難点は克服できたようだが、いくつもの難点は残された。
そうした改善点が、このたびのGFR-02に集約されることになる。
いくつかの注目点もあるが、デジタルメーターも健在だ。GFR-02は、モード変換ができるようになっている。
モードの切り替えは、ボタンを押すごとにECO→MID→HIGH→ECOと、ボタンを押すごとにパワーの切り替えが可能だ。
モペッドの主なスペック
『モペッド・GFR-02』
原動機種類:電動モーターアシスト付自転車
最高出力:0.25kW
駆動方法:ペダル走行時 (チェーン) バイク走行時 (インホイールモーター)
ブレーキ形式(前後):ディスクブレーキ
全長:1250mm (折り畳み時650mm)
全幅:600mm(折り畳み時450mm)
全高:950mm(折り畳み時600mm)
車両重量:非公開 ( GFR-01は約18kg)(バッテリー重量1.8kg)
燃料:リチウムイオンバッテリー 36V/9.6Ap/フル充電約3.5時間
タイヤサイズ(前後):14 ×2.125
モペッド・GFR-02の扱い
モペッド・GFR-02は、原動機付自転車の扱いである為、原付き免許が必要である。
また、自転車の扱いを受けないため、自転車連を走行することはできないのだ。
つまり、基本的には公道の左側を走行することになる。
機能的には、指紋認証キーを搭載しており、ユビロックで開錠で起動するため、けっこうお洒落な感じだ。
カラーバリエーションも4タイプから選べ、コンパクトでかなり可愛い。
ただ、電動式自転車よりも上だが、パワー不足の感は否めない。
折り畳み式なのに、一般的なママチャリと重量的に変わらないのも、必ずしも持ち運びに便利とは言えないだろう。
また、ヘルメットや充電器も必要になるのも、あまり歓迎はできない。