シリコンスチーマー
最近は、便利な調理器具や道具が、ずいぶんと豊富になっている。
こうしたアイテムは、料理をする時に補助的に使え、衛生的にも配慮されているものだ。
皆さんのご家庭では、シリコンスチーマーを使用しているだろうか。
シリコンスチーマーとは、シリコン製の容器で、保存もできるし、そのまま電子レンジに入れても使えるという代物である。
また、蒸し器などに入れても利用できる。
サイズも、小さなものから大きなものまで実に様々、蓋つきのタイプや底に穴の開いたタイプなど、料理の手段によって選べるのも便利だ。
ただし、素材がシリコンということもあり、弾力性があるので汁気のあるものを、温める時は注意してほしい。
シリコンスチーマーの便利さ
これまで皆さんは、料理を保存する際に、プラスチック容器などを利用することが多かったと思う。
密封性も高く、水分の多い料理でも気軽に入れられ、大きさや形にも様々なタイプがある。
しかし、電子レンジなどで、このまま温める際、容器が変形してしまったという、経験をされた方も多いのではなかろうか。
もちろん、電子レンジ対応型のプラスチック容器もあるが、しばらく使っていたら、対応型なのかどうかというのもつい忘れがちだ。
しかし、電子レンジ対応型で、別に強いタイプの容器でも、油を使った料理を温めるときには、変形してしまう恐れがあるのだ。
その点、シリコンスチーマーなら、そのような心配はない。
シリコンスチーマーの上手な使い方
シリコンスチーマーのすごさは、オーブンでも使えるというところにある。
つまり、容器としてだけではなく、簡単な料理であれば、シリコンスチーマーに入れて料理ができるのだ。
蓋つきであれば、野菜を蒸すこともできる。
温野菜を作る時も水などは不要で、できたら容器に入ったまま、食卓に供することさえできるのだ。
シリコン製だから、卵料理なども、容器にくっつくこともない。
結果的に、調理時間も短くて済み、なべやフライパンなどを使わないから、洗い物も減らせるという寸法だ。
容器の素材が柔らかいので、下に平皿を敷いておけばさらにお洒落になるはずだ。
おすすめのシリコンスチーマー
シリコンスチーマーには、ふたを外せるタイプと、ふたが一体型になっているタイプとがある。
一体型は、ふたを無くすことがないので非常に便利だが、形状によっては洗いにくいかもしれない。
また、これまで説明してきたように、シリコンスチーマーの素材は柔らかく、扱いにくいという欠点があった。
しかし最近は、中に金属の芯を入れることにより、補強効果で扱いやすくなっているタイプもある。
なべタイプのシリコンスチーマーには、底の部分に金属を仕込んでいるため、電磁調理器でも使えるようになっているのだ。
色もカラフルなものが多く、家族で使い分けるのも非常に便利なのだ。