警備会社の選び方
今仕事を探している人で、警備員をやってみたいという人もいるかもしれない。
僕は警備会社に勤めるようになって長いけど、やっぱり警備員として続ける為には警備会社の選び方がすごく重要になってくる。
もちろん警備会社によって給料も違えば、配属される勤務地も、勤務時間も違ってくるけど、それ以上に求人募集には載っていないこともあるからね。
実際に警備会社に就職したけど、思っていた仕事内容と違ったとか、不満があったとかですぐに辞めてしまう人もいる。
僕自身、実は2回警備会社を変えたので、過去の経験から何かアドバイスできればと思う。
警備会社を選ぶ時の注意点
警備会社によって特徴が違ってくるので、まずは自分が優先したい条件をはっきり決めておかないと、自分の希望と違う会社を選ぶ可能性があるから注意しよう。
警備員の仕事を探す人のスタンスも違うでしょ。
例えば、本職で警備員になりたい人、そうじゃなくて副業として警備員を選ぶ人、定年で次の仕事として警備員になる人、次の転職までのつなぎとして警備員を選ぶ人、とかね。
そうなると、それぞれ会社に求める条件も変わってくるわけです。
給料が高い方がいいという人も多いだろうけど、日給・時給・月給とこれまた給料形態も違うから慎重に決めないといけない。
時給なら残業があってもちゃんとその分を貰えるし、日給なら働く時間に関係なく出勤すればお給料が貰えるけど、どちらも予定の現場が中止になった場合は無収入というリスクがある。
月給なら決まった額が貰えるけど、残業があっても定額になるから、そこを踏まえて考えないとね。
勤務地の近さを重視する場合は、警備会社の規模が大きいと遠くなりがちだから、小さい規模の警備会社を選ぶ方法もある。
それか、求人情報に勤務地が明記されている会社で、施設警備の仕事を扱う警備会社がお勧めだね。
副業や体に無理のない範囲で少しの時間だけ働きたいなら、勤務時間が短くても働ける業務になるから、商業施設の駐車場警備、葬儀会場、結婚式場等の冠婚葬祭を扱うセレモニーホールの施設・駐車場警備等がお勧めかな。
つまり、営業時間が限られていたり、混み合う時間だけ勤務する業務が短時間勤務には向いていることになる。
夜だけ働きたい・人と関わりたくない人は?
ダブルワークをしたい人は、夜勤を希望することが多いと思うけど、警備員なら夜勤もあるから上手に探せば希望の仕事にありつけるでしょう。
特にオフィスビルや商業施設の夜間警備や、夜間の工事を行う工事関係も多いので、求人情報欄に夜勤募集をしている警備会社を選ぶといいでしょう。
中には人とあまり関わりたくない、コミュニケーションが苦手という理由で警備員を選ぶ人もいるよね。
その場合は、大手の警備会社よりも小規模な警備会社を選ぶと、警備員の数が少ない業務が多いので、それほど人と話さずに済むと思う。